サウナーの基本は周囲への気遣いができること
今回は自分がこれまでサ活を行ってきて、ある種の自己流サウナサイクルが出来たことと、サウナを楽しむにあたっての作法をご紹介したいと思います。
自己流と言ってもベーシックなカタチかな
サウナでととのうには、一定のサイクルをこなす必要がありますよね。
僕の場合、以下のルーティンを3〜5セットこなすのが主です。
・90度〜100度の高温サウナで10分〜12分身体を熱する
・14度〜16度の水風呂に1分ほど入って熱を冷ます
・ととのいイスに座り約5分の外気浴を行う
これを数回こなすと3〜4セットあたりでサウナトランスが訪れます。
この瞬間のために、暑苦しいサウナに入ってるんですよね。きっと。
身体を包み込む多幸感が日頃のストレスを解消してくれます。
まだ未体験の方は、ぜひ自己流のサウナサイクルを見つけてサウナトランスを感じていただきたいなと心から思います。
ととのいの作法は当たり前の話ばかりです
さて、サウナトランスを得るためだったら何をしてもいいというわけではありません。銭湯のマナーとしてよくあるのが、湯船にタオルを入れないとか汗などをかけ湯で流してから入るとかありますよね。そういう作法はサウナーの皆さんにも守っていただきたいところです。
そこで、僕が体験していて感じる作法を紹介させていただきます。
サウナ施設によってはロウリュサービスがあって、熱波師と呼ばれる人がタオルで室内の空気を攪拌してくれる(アウフグース)んですが、体感温度が急激に上昇しますので耐えきれずに出ていかれるサウナーさんも結構いらっしゃいます。
その時に周りに気を配らずどかどかと退室される方や熱波師の仕事の妨げになるような動きをしたりする方がいらっしゃいますが、これはもちろんNGです。
あと、流れ出る汗を撒き散らす人もいますが、これも周囲の方にとってはいい気分ではありませんね。黙蒸は当然ですが、室内での態度にも注意をしたいところです。
サウナで十分汗をかいた後は水風呂です。あるサウナーさんによっては、サウナの醍醐味は水風呂にアリ!と言われる方もいらっしゃるくらい、水風呂の役割は非常に大きいです。施設によっては小さな水風呂だったりするので、みんなで譲り合って気持ちよく入りたいものです。
そんな時にも作法はあります。当然ですが、かけ水をしてから入ることは基本です。それとよく見かけますが、頭の先まで全部浸かってしまう人もいらっしゃいます。要するに潜っちゃう感じですね。これは、髪の毛に付着した大量の汗が水風呂に入ってしまうことになるので周囲の方にとっては気分の良い行いではありません。
僕はかけ水で頭部を冷ましています。
他のサウナーさんへの気遣いがサウナをより良く楽しめるコツです
サウナ発祥の地フィンランドでは、トントゥと呼ばれる妖精がサウナ室に住んでいて、サウナを楽しむ人たちを見守ってくれていると言われています。
マナーを守ってサウナを楽しむ人にはトントゥがきっと素敵なサウナトランスをプレゼントしてくれるに違いないと僕も信じています。
みなさんも自己中にならずに周囲のサウナーさんと気持ちよくサウナライフをお楽しみください。